8月最後の1日だった昨日、仕事を休み、いつも頑張ってくれている長男と共に三鷹にあるジブリ森美術館へ出かけた。

この美術館を訪れるのは2回目になる長男、「お母さんトトロに会いたい?連れて行ってあげるね。」「トトロ、おーっきいんだよ、こーんなに」などと言ってくれる。井の頭線、JR、小田急バスを乗り継いで美術館へ。

入館後、長男が乗りたいかと思い、まずは3階にある猫バスのところに向かった。10時を少しまわったばかりなのに、もうすでに10人以上の子供(3歳の長男よりはかなり大きく、小学校中学年程度の子もたくさん居た)が飛び跳ねて遊んでいる。が、ここで長男、「ヤダ、乗らない」と言う。何度勧めても「乗らない、乗りたくない」とのこと。結局長男が一番興味を示して楽しんだのは、アニメーションの原理等についての展示室と、子猫バスが登場するミニシアターであった。

せっかくの夏休み、ちょっとお昼に美味しいものでも、と思って11時過ぎにカフェへ。しかし、11時にオープンしたばかりのカフェはすでに満席で、定員と同じくらいの人が列を作っていたのにはビックリ。結局「白いアイスクリームが食べたい」という長男の希望を聞き、テイクアウト専門のお店でミルクのジェラートを買って長男に食べさせただけで終わりました。

少し疲れた様子の長男と帰路につき、「楽しかった?」と尋ねてみた。そうすると長男、こちらの顔を覗き込んで、「お母さんは楽しかった?」と聞く。「楽しかったよ。」と答えると、「良かったね〜!」とやっと笑顔になった。3歳なのに、いつの間にこんなに親の気持ちを気にするようになったんだろう、嬉しいような悲しいような、なんともいえない気分になりました。

ちなみに猫バスに乗りたくなかった理由を聞いたところ、「だって動かないもん。」「ニャーって啼かないよ。」とのことでした。3歳なのに本物志向?