某国立大農学部農芸化学科でドクターとって助手業につき始めてからもうすぐ9年。
今の職場は某私大の「応用生物科学部栄養科学科」とやらだけれど、移って1年半ちょっと、ずいぶんいろんなことが見えてきた気がする。
何よりも、ここは自分がいたような「大学」じゃないってこと。
教授連は英語の読み書きもロクに出来ず、前々から「ヤバいんじゃないの」とは思っていたけれど、最近改めてわかったことは、彼らが教えていること・やっていることは"science"じゃないってこと。なのに本人達はそれを自覚していないという最悪の状況。

4月になってから女性教授の実習をほとんど肩代わりさせられていて(それならせめて講師に上げて欲しいもんですが)、実習の材料の手配から前日の準備、使用するパワーポイントの作成から当日の説明までやらされている始末。それでもって、先日その教授が「さつま揚げ」の実習(笑)で私に説明させた後に仰せになったことと言えば。。。

「ニンジンとネギの切り方はそんなんじゃ全然ダメよ!」

こんなこと言われるためにドクター取ったのか。。。脱力。
だいたい「さつま揚げの実習」なんて、大学でやることなのか。。。?