夫婦別姓

なぜ日本では認められないんでしょう。。。
Twitterを見ていると、夫婦別姓を求めて裁判を起こしたというニュースが「痛いニュース」と言われています。「最初から結婚するな」「離婚すれば」「先人の知恵を無視するものだ」「韓国に行って韓国人と結婚しろ」等々。時代が変わって慣習が変わるのは自然だと思うし(古い制度が全て合理的とは限らない)、結婚制度自体とは分けて考える話だと思うのですが(尤も世界的に見れば、結婚制度もまた崩壊しつつあるような)。Twitterで見た意見はどうも論点が違っている気がする。。。本当かどうかは分かりませんが(マスコミが作っただけかもしれない)、最近の20代女性は別姓反対の人が多いというアンケート結果も目にしました。ずいぶん分が悪いようです。
なぜ生まれた時の姓のまま家庭を持つことが認められないんでしょう。変えたい人は変えればいいし、変えたくない人は変えなくてもいい、それだけのことなのに。そういう自由が認められないのは何故なんでしょう。

村上春樹の『アンダーグラウンド』


手元にあるのはハードカバー、1997年の第一刷。裏表紙に鉛筆で1100円と書いてあるので古本屋で購入したようです(今となっては記憶にありません)。20年以上前、村上春樹の本を端から全部読破したことがあったのですが、この本はテーマが重くかつ分厚い(!)ので、買ったまま放置していました。今回、引越の荷物整理に伴い、少し時間があったので目を通しました。
読んでみると、サリン事件のことを改めて考えさせられたのと同時に、このインタビュー集が見事な“村上作品”になっていることに驚かされました。単なる“インタビュー集”を超えた(もちろん基本的には莫大な数のインタビュー内容が並んでいるのですが)、村上春樹氏が被害者を通して受け止めたサリン事件であり、これまでに読んだ小説等以上に村上テイストを強く感じました。書かれていることが基本的には全て事実であり、実在する人物が語った体験であるせいでしょうか、今まで読んだ村上作品にない感銘を受けました。ずいぶん遅くなってしまったけれど、読む時間が取れて良かったです。

V.E.フランクルの『夜と霧』

誰もが知っている有名な本ですが、読もうと思って買ったまま放置してありました。片付ける際に思い切って目を通してみました。

心理学者である著者自身の書いた部分は客観的な分析も多くて興味深く、落ち着いて読めるのですが。。。その前に付いている解説(本全体の最初の1/3は解説)はきちんと読むのが辛い。凄惨な事実が次々と書かれていて吐き気を催し、斜め読みせざるをえませんでした。普通に考えれば狂気の沙汰ですが、これも人間。これが人間。

ちょっと不思議だったのは、この解説を書いたのが誰か?ということ。訳者?かなりの数の参考文献があるはずなのに、ほとんど注釈がありません。本の1/3を占める解説を付けているのだから、解説部分の著者名(責任者名)と引用文献はきちんと示してほしかったです。残念。

ワタナベくんのドレッシングのレシピ

前職の時に研究室に所属していた学生が教えてくれたメモを発見。なくしてしまう前にここにメモ。彼は料理好きで、このドレッシングはバイト先のレシピをアレンジしたものだと言っていました。「ちくわは肉代わりになる、炒めても美味しい」とか、ちょっとしたことをいろいろ教えてもらったなあ。今頃は管理栄養士として頑張っているハズ。元気かなあ、渡辺くん。

ベース:醤油 100 cc、酢 100 cc、グラニュー糖 5~8 g(様子を見て入れる。入れすぎると甘くなる)
ベースに、おろしにんにく、おろしショウガ、タマネギのすりおろし、鷹の爪、豆板醤を好みで入れる。彼の場合は、ベース+タマネギ約40g+ニンニク1片+豆板醤(適量)+ゴマ(適量)を全てミキサーにかける。
元のレシピはエスニックドレッシングで、その場合は醤油→ナンプラー、酢→レモン汁とし、グラニュー糖を多めに入れてニンニクも加える。

彼が作って研究室に持参していたのを味見させてもらったことがあって、とても美味しかったのでレシピをもらったのですが、未だに作ったことない駄目な私。今度ミキサーを買って作ってみよう。。。

雪かき仕事

村上春樹が古い小説の中で「(文章を書くのは)雪かきのようなものだ」というようなことを書いていた気がします。読んだのが10年以上前なので正確には思い出せませんが、誰かがやらないと困る、でもその仕事自体に情熱を持つわけではない、というような。。。私の前職での論文書き(あるいは学生さんの論文のブラッシュアップ)はまさにそんな感じ。

昨年末、前職の私大で修士を取った学生さんから送られてきていた論文原稿。本日やっと気合いを入れて見終わり(人の原稿を見るのって結構エネルギーがいるんだもん)、訂正・コメント入りのファイルを彼女に返送しました。学生の間ならともかく、仕事しながら初めての論文原稿を書くのはさぞや大変だったに違いありません。彼女のためには、頑張ってこの論文に日の目を見せてあげたいものです。
前職がらみの論文はずいぶん沢山書いたり直したりしていますが、どうもオリジナリティのなさは否めない。当然投稿先も限られてきます。「最初からここに投稿しちゃうの?」というところにしか投稿できない。論文自体も、何とか形にはするものの、無理矢理まとめているようで虚しくなることもしばしば。
これは当然学生のせいではありません。指導者の責任です。国公立ではあり得ないような巨額の研究費が毎年自動的に降ってくるのに、研究がきちんと進められない環境と人材。本当にもったいなかったと思います。でも論文を出しているだけまだマシとも言えます。論文も出さずにお金を溝に捨てている研究室も沢山ありましたから。。。
4月からはお金のない大学に行きます。でも研究に対するテンションは高そうなので、ちょっと気合い入れ直しです。小さくても意義があると思える仕事をするのが目標です。結局は雪かきなのかもしれませんけどね。

赤いシリーズ

時々YouTubeをふらふらしている私。先日なぜか山口百恵関連の動画を見始め「赤い疑惑」の一コマに行き着きました。韓流ドラマの元ネタなんでしょうか、不治の病あり、事故あり、衝撃の血縁関係あり。。。今の日本では考えられないくらい設定も役者も芝居も熱い。これはいくらリメイクしても再現不可能でしょう、きっと。
で、どっかで見たような子役が出ています。う〜ん、この顔。。。。しばらく考えて坂上忍であることに気づきました(だって大人になってからと同じ顔でしたから)。で、芝居がめちゃくちゃ上手いんですけど。三浦友和の棒読みに較べるとその差は歴然。すごいな〜。三浦友和は今風に言えばなかなかのイケメン?なんだけど、この子役の前ではカッコ良さが半減しちゃいました。。。最近はあまり見ない気がするけれど、どうしてるんだろう、坂上忍

ほしいも

12月になったらこれです!以前は日立のJAから大人買い(キロ買い)したこともありますが、美味しいこともあればそれほどでないこともあり。。。今年は実家の母が手配して送ってくれました。ほとんど次男が食べちゃいましたけど。。。来年以降のためにここにメモ。
しんあい農園(澤畑利男)
〒312-0003 茨城県ひたちなか市足崎433、Tel.: 029-285-0180, FAX: 029-285-7627
ずっと水戸に住んでいた伯母のお薦めです。柔らかくて甘くて美味しい!多分こちらがホームページです。